【新薬学部設置へ】山形県は薬学部設置を進める。病院や診療所で薬剤師不足

薬剤師

全国の薬剤師に感謝された記事はこちら

病院勤務の薬剤師の人材確保策を考えるシンポジウムにおいて、山形県内の病院薬剤師不足に関する具体的な数値と情報が提供されました。具体的な要点は以下の通りです

  • 2020年の時点で山形県内には薬剤師が2129人在籍。これは2018年に比べて20人増加し、増加率は0.9%で、全国平均の3.4%に比べて低い。
  • 病院薬剤師は433人で、3人減少しており、病院での薬剤師配置に偏りがある。
  • 山形大学には薬学部が存在せず、地域内での薬学教育の不足が指摘されている。
  • 薬学部卒業生の病院や診療所での就職率が低下し、初任給の差がその背後にあるとされている。
  • 国公立大学に薬学部を設置する要望が提案され、第8次医療計画策定において山形県など12県が薬剤師確保を特に図るべき地域とされました。

これら情報は、山形県内での病院薬剤師の不足に対処し、薬学教育を強化するための提案として議論されました。

全国には現在、薬学部を持つ大学は国立14大学、公立大学5大学,私立大学58大学(国際医療福祉大学・徳島文理大学は2学部を持つ)で77大学あります。これは単純計算1県1-2大学ということになり、県によっては0大学のところもあります。

県によっては薬剤師不足の県もあり、特に病院や診療所での薬剤師確保は急務です。

・山形県には薬学部がなく設置を進める方針

・薬剤師の病院や診療所での就職率が低下している。
・山形県など12県が薬剤師確保を図るべき地域と指摘。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました